主夫のかくし味「めんつゆをつくります」
「めんつゆ」 を作ります
夏至が過ぎて、夏がそこまでやってきました。
だんだん蒸し暑くなってくると、食欲が落ちてきますが、
でもそんなときソーメンなら手が出ます。
ソーメンはさっとゆでるだけで食べられてお手軽です。
今晩は早速ソーメンです。この夏もどんどん食べるつもりです。
ソーメンを食べるとき、麺つゆは自分で作ります。
麺つゆを自分で作るのはなぜ?
私にとってスーパーの棚に並んでいる麺つゆは甘過ぎるからです。
ソーメンはたくさん食べたいけれど、出来合いの麺つゆはどうも・・・
それで、自分で作ろうと決めました。
麺つゆは「返し」を「ダシ」でのばして作ります。我流です。
< (返し)の配合> ⇒ 配合はとってもカンタン:
ミリン 200cc
醤油 200cc
料理酒(安い日本酒を使っています) 100cc
⇒〔ミリン2:醤油2:日本酒1〕
< (返し)の作り方 ⇒ 慣れれば20分くらい >
これをコンロにかけて、中火から弱火で温め、アルコールを飛ばします。
ガスコンロを使うときは、かならず鍋蓋を用意しておきます。
それは蒸発したアルコールに火が移り、突然、炎が舞い上がることがあるから。
もし炎が舞い上がったらガスを消し、鍋に用意した蓋をして炎を消します。
少ししたらふたたび火を入れて、炎が出ないように気を付けて煮続けます。
やがてミリンと日本酒が半分くらいになったら、いったん火を消し、
ここに醤油200ccを注ぎます。今度はごくごく弱火にして温めます。
煮立たせないように気を付けます。
そのうちフツフツと小さなアワが出始めたら火を止めて、出来上がり。
出来上がるまでの20分間は絶対にコンロから離れず、鍋の中を見ていること。
ちょっと目を離すと吹きこぼれてしまうことがあるから。
出来上がったら鍋をそのまま2〜3時間置いてさまします。
さめたら500ccペットボトルに移し、冷蔵庫に保管します。
★すぐ使いたいときは、水を張った洗面器などに鍋を入れて冷やします。
数分ごとに2〜3回水を取り換えれば15分くらいで冷えます。
< ダシをとる ⇒ これも慣れれば20分くらい >
麺つゆには(返し)をのばすダシ汁が必要です。
ダシはインスタントを使って簡単に作ります。
私はシマヤの「こんぶ だしの素」 (140g入)を使っています。
分量は〔1人分:小匙スリ切り1〕が目安です。
これを熱くないお湯に注ぎ、かきまわしてゆっくり冷まします。
インスタント調味料は、入れ過ぎるとくどい味になるので入れ過ぎないこと。
でも少ないと味がぼやけるので、すこしずつ足しては味見をし、
[自分の割合]を作ってください。
時間に余裕があれば、私はヤマキの「かつお厚削り」でダシを取ります 。
削り節は入れ過ぎても味が濃くなるだけで、くどい味にはなません。
弱火でゆっくり煮出しますが、
もし火が強すぎて鍋の中が煮えくり返っても、
澄まし汁を使うわけではないので失敗ではありません。
(返し)とダシは、慣れれば両方とも20分くらいでできますが、
両方を同時に作ると、よくどちらかが沸騰してしまい、
吹きこぼれることがあるのでご注意ください。
< 麺つゆの配合 >
麺つゆは (返し)1:ダシ汁2〜3 くらいの割合です。
でも味は好みですから、この割合は目安です。
何度か作って、これにミリン・醤油・砂糖などを足したり減らしたりして
最終的にご自分の味に持って行ってください。
【ご注意】(返し)を水で割ると、うま味のない麺つゆになりますから、
かならずダシで割ってください