最近、上野公園を通ると
「上野公園華灯路 浮世絵行灯」と題して
広小路口から噴水広場へいたる道端に
3mおきくらいで浮世絵行灯が並んでいる
昼にこの道を通ると行灯はまったく目立たず ほとんどの人は行灯に気づかないで通りすぎている
夕方暗くなり、行灯に明かりがともると
行灯はようやくその姿を現わし
道行く人は行灯を眺めながら歩き始める
この行灯を見て、
去年もこの道に行灯が飾られたことを思い出した
そのときは数種類の図柄を繰り返して飾っていた
今年はすべて図柄を変えているようだ
何度か通って同じ絵があるかどうか見ているが
同じ絵はないと思う
全部で106個ある
自転車で通りすがりに数えているから
正確ではないだろうが、こんな数である
私が帰りに通る時刻は7時を過ぎているので
すっかり暗くなっている
暗闇に行灯は浮き出すようによく目立っている
ということは、
それだけこの道には照明が少ないのだ
この道は公園の奥にある芸大あたりから
9時を過ぎても人の流れがある
かなり人通りがおおいのだから
もうすこし照明があってもいい