2007年11月29日

団塊世代をよろしく!

2007年に60歳になる、私を含む団塊世代の定年は64歳になりました。

そこで2007年問題が団塊世代の大量退職を意味するなら、

2011年問題になるはずではないでしょうか。 

でも友人たちは2007年問題と受け止めています。

そのわけは、定年延長(再雇用)は実質的に閉ざされていると受け止め、

これ以上いまの職場で働くのはもういいと考えている者がほとんどだからです。

 友人たちが勤める企業は一様に60歳以後の雇用確保措置として

継続雇用基準を設けた上での再雇用だそうです。

この継続雇用基準は普通ならだれでもクリアできる水準です。

しかし再雇用について会社が示す勤務場所と勤務条件は、

こちらの希望や思いとはまったく違うものを示されることが多いらしい。

そこまでして再雇用されたいとは思わないといいます。 

そこで団塊世代はこのまま遊んで暮らすことができるか。

統計によりますと私たちの7割は退職後年金だけでは生活できません。

60歳以後もなんらかの収入が必要です。

それでは60歳以後をどうするか。 

かれらは今のところは「なんとかする、なんとかなる」と思っています。

しかし今のままではどうにもなりません。

60歳以後も働かなければならないなら、

真剣に再就職へ向けて準備するなり、

新たな収入の獲得方法を見つけなくてはなりません。

 ところで会社が団塊世代に再雇用の意欲を失わせる条件を示すのは、

団塊世代を再雇用したくても、給与の高いことが考えられます。

しかし一方で会社は定年退職によって給与に関しては

終身雇用・年功賃金制を清算しています。 

そこで再雇用の際に、会社は年功を一切考えず、

肩書きを取って裸になった定年退職者当人と話し合い、

納得できる賃金と労働条件を見つけられるとお互いにハッピーです。

でもこれは理想であって現実にはなかなかそうはいかないでしょう。

 会社側は、社員は一度退職したのだから、

新人同様にゼロからの条件を示したい。

社員はこれまでの長年にわたる貢献をカウントされないのは

非情だとおもってしまう。

 このギャップを解決するには継続再雇用ではなく、

別の新しい職場での再就職・再雇用がいいでしょう。 

 

でも、団塊世代の再雇用市場はまだありません。

団塊世代の技術を継承したいと言いつつ、

それは一部の会社での継続雇用制度でしか実現していません。

本当はもっとたくさんの企業が

団塊世代の経験と技術を欲しがっているのではないでしょうか。

私は団塊世代です。団塊世代である私と仲間をアピールします。

ここで団塊世代を退席させるのはもったいないばかりか、

日本経済の損失です。

 なぜなら、

幸いなことに団塊世代は高度成長を最前線で支えた兵士だからです。

私たちの前後の世代とくらべて、非常にたくさんの経験、体験をしています。

それらの実績を豊富に持っています。

私たちの世代は飛びぬけて知識と経験が豊富なのです。

 ドルショックとオイルショックを乗り越えてきた経験から、

こだわりと責任感で仕事をするモーレツ社員でもあります。

ジャパン・アズ・ナンバーワンのときも最前線にいました。

その後のバブル崩壊後の不況下、リストラの嵐に遭いながら、

苦境の中で踏ん張ることを学んできました。

その分理屈屋でもあります。

 また、

団塊世代の一部は企業が1台の汎用コンピュータでOA化を始めたときから、

社員一人ひとりがパソコンを使い始め、

インターネットで結ばれた現在までを立ち会っています。

IT進歩の歴史を肌で感じています。

パソコンに取り組んだ最初の世代です。

私たちはITを理解する高齢者です。

 団塊世代は知識と経験が豊富で

、一本スジが通りこだわりと責任感で仕事をする、

リストラの嵐に遭い苦境の中で踏ん張ることを覚えた

そしてパソコンに取り組んだ最初の世代です

 少子高齢化で若者を確保しにくい今、

団塊世代は経験豊富で知識も豊富な強力大集団なのです。

 とはいえ同じ団塊世代でも玉石混交ではあります。

いつまでも過去の栄光にこだわるものは多いでしょう。

そういう者に新しい職場は開かないでしょう。 

定年退職と同時に過去を清算できることが再就職の条件です。

頭では解っても実際に切り替えることは難しいと思います。

 だれもが光る人材だとは言いません。

しかしなんといっても人数が多いですから、

良い人材は他の世代より多く、

企業にとってはよき人材に出会う確立が高いのです。

 企業の皆様は団塊世代の再雇用が有益であることをご確認ください。

団塊世代を正当に評価したうえで再雇用条件をご提示ください。

積極的なご検討を、よろしくお願い申し上げます。