=野次馬の独善と反省(私見:日大アメフット部事件)=
〔本当に内田前監督は「つぶせ(怪我をさせろ)」と指示を出したのだろうか。〕監督は「相手にけがをさせてもいいくらいのプレーをさせろ!」という意味の指示をコーチに出していると思います。
ただし監督の思惑は(ゲームプレーの中で)という前提があったのです。つまりゲームの中でなら「やり過ぎのラフプレー」も「勢いが余ってのことで仕方なかった」で済ませられるから。
コーチが「できませんでした、では済まされないぞ!」と言ったのも、あくまで「ゲームの中でのラフプレー」を意味していたのです。
でもこういうプレーはこと細かく具体的に指示できるものではありません。最後は監督と選手の「阿吽の呼吸」、そして選手の「忖度」にかかるところが大きいのです。
それを、選手は「なにが何でもヤレ!」と解釈しところから、ズレが生じました。実際にゲームが始まると、選手は普段「ラフプレー」の練習なんてしたことがないから、どうしてもゲーム中にはできない。そこでゲームの流れが途切れようとしたとき、頭の中が真っ白になっている選手は何の判断もできないまま、あの行為をしてしまった。
だから監督とコーチが口をそろえて「(そこまで)指示していない」と言ったのも真実なのです。
こんなところではないかなぁ・・・・・・----------------------------------------------------
私たちの場合、ラフプレーは絶対にできませんがまっとうなプレーをするときも「阿吽の呼吸」や「忖度」が入ってくると、とんでもない結果を招くことになります。(と、大失敗を思い出します)
打合せは細部をきちんと詰めて確認しないといけない。やはりコミュニケーションは大切なんだなあ・・・・・この事件をながめて、また反省しています。【奥田】